企画営業 / 一般市場

子どものころに矯正治療を経験したり、姉が歯科衛生士だったことから、口に関わる仕事には興味がありました。ただいくら興味があるとはいえ、私自身は一般人。入社したときに「歯科医院で先生と話すことがある」と聞いて、歯科衛生士ではない私で大丈夫かな？ と不安になったんです。でもそのとき、「予防については社内研修でしっかり学べるし、一般の人だからこそ患者の立場から伝えられることがある。」社内の歯科衛生士さんにそう言ってもらえて、すごくホッとしましたね。
とはいうものの、最初はしゃべるのに精一杯。自分の仕事や目的を一方的に話してしまい、うまく提案できませんでした。そんなとき同じチームの先輩たちからこんなアドバイスをもらったんです。「相手の気持ちになって、いろいろな表現で提案することが大切」って。それ以来“顧客視点”を意識し、少しずつ関係性を築けるようになりました。

現在私が携わっているのは、一般の方に向けて展示会やイベントで予防について情報発信する仕事です。直接お客さまとお話できるので、「ケアについて新しいことを知れた」「子どもと楽しく学べた」などの声を聞くとやりがいを感じます。
印象に残っているのは、ファミリー向けの展示会に参加したときのこと。当社の小児用ワンタフトブラシ『プチソフト』の使い方についてお母さまから質問があり、「歯ブラシでは届かないところを磨ける」「柄がやわらかくてお子さまでも力加減が調整しやすい」と説明をしていました。すると隣で聞いていた小学1年生くらいの娘さんが、「このはぶらし すごいね！ これをかってくれたら、はみがき がんばれるかも！」と一生懸命お母さまに話してくれたんです。思わず感動してしまいました。これからもさまざまな情報発信やイベント企画などを通じて、多くの方に予防を広めていきたいなと思っています。