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COLUMN

2018.08.10

予防を究める―PMTCと歯面研磨―

予防歯科関連書籍から、臨床現場で役立つヒントをご紹介します。

「ノンリスクの歯面を扱う従来のプロフィラキシスやポリッシングはPMTCではない。深い罹患歯周ポケットのプラーク(バイオフィルム)を非外科的なインスツルメンテーションで取り除くことはデブライドメントまたは"広義のPMTC"と呼ばれる。」

ペール・アクセルソン (2009). 本当のPMTC その意味と価値 p.180

PMTCは、リスク部位のバイオフィルムの除去、歯肉縁上および、歯肉縁下1~2mmのプラークを機械的に除去することで、口腔内を良い状態に保ったり、また、セルフケア力を高めることが目的です。混同されやすい「歯面研磨」は、ステインの除去や歯面の滑沢化、着色などを除去する、または、SRP後の歯面の粗造な部分を滑沢化することが目的です。

コラム(本当のPMTC)

本当のPMTC その意味と価値

予防歯科の歴史において、おそらく最初で最後の教典となる1冊です。

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