INTERVIEW 01ARAYA YUKI
2021年入社 歯科衛生士／営業
これまでのキャリア
- 入社前
- 歯科医院勤務
- 入社後～現在
- 健康経営に関心のある企業向けに予防歯科を広める活動
「企業で働く」ってどういうこと？
歯科衛生士学校を卒業してすぐに勤めたのは、メインテナンスの患者さんがたくさん来る歯科医院です。最初は、淡々とクリーニングをこなしていくような代わり映えのない毎日がいいなと思っていたんです。でも、毎日とにかく忙しくて……。「今日って何曜日？」「あの患者さんが来たの、今日だっけ？ 昨日だっけ？」とわからなくなってしまうほどでした。余裕がなくて常にイライラピリピリ。同僚にも家族にも優しくできないし、心身共に限界でしたね。
何とかしなきゃ！ と思ったときに目を向けたのが、企業への転職です。歯科医院は狭い世界なので、なんとなく前から興味はあったんです。「企業ではみんなどういうふうに働いてるのかな」とか「残業ってどういうことなんだろう」とか。いくつかの選択肢の中から、歯科衛生士としての経験や知識が活かせそうなオーラルケアを受けることにしました。
企画から実施、フォローまで。動くのは自分！
入社して最初は、メールを送るときのマナーや業務報告の書き方もわからず苦労しました。でも、そういう社会人としての基本をクリアできてからは毎日が楽しいです。今は一般向けに予防歯科の情報発信をしていくプロジェクトの一員。「どんな切り口で予防の大切さを伝える？」「どんな人に向けてセミナーをする？」など、企画を練るところからスタートして、実際にセミナーを開催して、その後のフォローまで。もちろん先輩方に相談はしますが、動くのは基本的に自分です。
先日私が初めて企画したオンラインセミナーには、50人も参加してくれました。しかも、そのセミナーは“笑顔づくり”のスペシャリストの方とのコラボだったのですが、その方が「荒谷さんとのコラボ、いいよ！」と別の方を紹介してくださって。一つの企画が別の企画につながり、さらにたくさんの人に伝えていける。とてもやりがいを感じました。
いろいろな視点で物事を考えられるようになりたい
ルーティンだった昔と比べると、今はやることも考えることも毎日違います。自分だけで仕事が完結せず、いろいろな人とコミュニケーションを取らないといけません。でも、そういう緊張感のある毎日が楽しくて、けっこう気に入っているんですよ！ オーラルケアに来て、私自身が変わったのかなって思います。そういえば、前みたいにイライラしたり家族に当たったりすることも全然なくなりました（笑）
私は考える前にとにかくやってみるタイプ。面接をしてくださった先輩からも「そういう行動力が採用のポイントだったよ！」と言ってもらえたのですが、そろそろ次のステップへ。マーケティングの勉強をしたり、いろいろな視点で物事を考えたりしながら、成果の出る企画を練られるようになりたいです。あとは、ずっと下っ端気分で先輩に甘えてきてしまったので、今度は人に頼られるようになりたいと思っています。
