INTERVIEW 02SHIMAZU NAO
2010年入社 歯科衛生士/コミュニケーター
これまでのキャリア
- 入社前
- 都内の歯科医院に勤務
- 入社1~2年目
- アメニティ・デンティストリープロジェクトで、事務やセミナー運営に取り組む
- 入社2年目~現在
- コミュニケーションセンターで、コミュニケーター業務やコミュニケーター育成に取り組む
“企業で活躍する歯科衛生士”にあこがれて
学生だったとき、衛生士学校にいろいろな企業で働いている先輩方が来てくださって、“かっこいいな”と思いました。特に人前で話す様子がキラキラ輝いて見えたんです。でも私は企業には受からなくて……。歯医者さんに勤めた後、インターネットでオーラルケアの求人を知り、入社することになりました。
実際に働きだして、営業でもセミナーでも、「人前で話す」には自信がなければいけないし、人に伝えるというのはすごく難しいと感じました。でも、企業で働きたいという気持ちは変わらなくて、とにかくどんな仕事でも一生懸命がむしゃらにやりましたね。
セミナーの運営に関わっていたときに、「セミナー会場がわからない」「お昼をどこで食べればいいかわからない」という質問をいただいて、自作の地図を作ってお送りしたんです。そうしたらすごく喜んでいただけて、上司にも“それだよ、その対応だよ”と言ってもらえて。こういう、「人に寄り添った対応」をすることの大切さと喜びを感じました。
お客様に寄り添う
今は、牛久コミュニケーションセンターで、お客さまからの電話のお問い合わせにお答えするコミュニケーター業務を主に行なっています。「ブリッジにはどういうワンタフトがいいですか?」「だ液検査がこういう結果になったんですけど、どういう予防をしたらいいですか?」とか、本当にいろいろなお問い合わせがあります。
これは、“オーラルケアに相談したら何かアドバイスをもらえるかも”と頼りにしていただいているからこそだと思います。その1回のお電話を大切に、何でも聞いて、何でも調べて、とにかくお客様に寄り添って、ためになることをしているという感じですね。
今でも覚えているエピソードがあります。学会で歯磨剤の発表をされるという衛生士さんから、『アパガードリナメル』についてお問い合わせをいただいたんです。何度かやり取りをするうちにお問い合わせの内容が難しくなっていき、製造元の会社に質問したりして「調べて折り返す」を繰り返しました。結果的に学会発表前にまとめられそうだということで、「オーラルケアさんは、いつも親切で本当にありがたいです。また何かありましたら、よろしくお願いします」とおっしゃってくださいました。後日、お礼のお手紙もいただいたんです。本当にうれしかったですね。お問い合わせにお答えする際には、1回1時間話すこともあります。「人に寄り添う」という姿勢でいれば、できることはたくさんあると日々感じています。
後輩育成で喜びが増えました!
最近は、新人コミュニケーターの指導や勉強会の企画・講師をしたりと、後輩育成も担当させてもらっています。予防歯科の基本はもちろん、他社製品やお客様に提案するフレーズなど、幅広く勉強しています。
後輩育成を通して、私の仕事の喜びも変わったというか、大きく増えました。私が話すことをみんなが聞いて学んでくれるからです。面白いのは、同じ情報でもコミュニケーター全員がお客様に同じように言うわけではなくて、それぞれの感覚であったり、お客様に合わせて独自の表現でお伝えするんです。コミュニケーターそれぞれの言い方や伝え方によって、お客様との関係性をグッと縮めることができているような気がしています。その結果、コミュニケーターがお客様からお褒めの言葉や感謝の言葉をいただいたりすると、育成担当の私もとてもうれしいですね。